大掃除は大人だけでやると大変ですが、実は子どもと一緒に進めるチャンスでもあります。
楽しみながら手伝ってもらえると、家もきれいになり、子どもの「できた!」の経験にもなります。
この記事では、年齢別にできる作業、子どもが楽しめる仕掛け、声かけのコツなどをわかりやすく紹介します。
子どもと大掃除をすると得られるメリット

自分のことを自分でやる“自立心”が育つ
片付けや掃除は「自分の空間を整える」経験。
成功体験になり、達成感や責任感が育ちます。
家族の一員としての役割を感じられる
「お手伝いできた!」と実感できる時間は、子どもの自己肯定感を上げます。
ゲーム感覚にすると、意外と夢中になる
掃除は遊びとして工夫すれば、小学生でも幼児でも楽しく参加できます。
【年齢別】子どもができる大掃除の仕事リスト

▶ 3〜5歳(幼児)
- おもちゃの仕分け(いる/いらない)
- 布巾で家具をふきふき
- 玄関のタイルに水を撒いてブラシでこする(安全範囲)
- 引き出しの中身を空にして並べる
- 小さな雑巾がけ
▶ 小学1〜2年生
- 雑巾がけ競争(廊下)
- 机・棚の整理とホコリ取り
- 冷蔵庫の賞味期限チェック
- リビングのおもちゃ整理係
- 掃除機コードの巻き取り係
▶ 小学3〜4年生
- 窓ふき(霧吹き→ワイパー)
- 玄関掃除(ほうき・ちりとり)
- 洗面所の棚の拭き掃除
- 学校プリントの仕分け・ファイル整理
- クッション・ぬいぐるみの日光干し
▶ 小学5〜6年生
- 風呂掃除の補助(壁・床)
- ベランダ掃除
- キッチン引き出しの整理(食器は大人と一緒に)
- 本棚の断捨離と並べ替え
- しっかり掃除機かけ(隅まで)
子どものやる気を引き出す工夫

1. “役割名”をつけるとやる気アップ
子どもは肩書きが好き。
「玄関ピカピカ係」
「おもちゃ番長」
「ホコリパトロール隊」
など、楽しい名前をつけて任せると喜んで取り組みます。
2. タイマーでゲーム化する
「3分でここまでできるかな?」
タイムアタックは子どもに大人気!
3. 掃除道具を“子ども用サイズ”にする
雑巾・スプレー・キッチンペーパーを小さく準備するとやりやすいです。
4. Before → Afterを写真に残す
見返すと達成感がアップ。
「こんなにきれいにできたね!」と褒めやすくなります。

ススメちゃん
普段使わせないスマホのカメラ機能を子どもに使わせるとGOOD!
大掃除に取り入れたい場所別の簡単タスク

リビング
- ソファの下の落とし物チェック
- おもちゃ箱の中身整理
- テレビ台のホコリ取り
子ども部屋
- プリントの仕分け
- 使っていないおもちゃの選別
- 本棚をテーマ別に並べ替える
玄関
- 汚れた靴の拭き掃除
- くつの整列ゲーム
- 砂や葉っぱを掃く
キッチン(子どもにできる範囲)
- 調味料の賞味期限チェック
- タオル交換・引き出しの整頓
掃除が苦手な子への声かけ方法

「一緒にやろう」からスタート
最初の一歩を親が一緒にやるだけで、子どもは動きやすいです。
できたところを大げさにほめる
「ここピカピカじゃん!最高〜!」
など、反応を大きくするとやる気が続きます。
終わったら達成感イベントを
プチご褒美にすると習慣になりやすいです。
- 好きなジュースタイム
- シール1枚
- 写真撮影してアルバムに
大掃除は“できることだけ”やればOK!
大掃除は、子どもにとっても成長のチャンス。
全部を完璧にやらなくても、少しの参加で十分価値があります。
・役割を決める
・ゲーム化する
・年齢に合った作業にする
・一緒にやって達成感を共有する
これだけで、家族のイベントとして楽しい大掃除になります。

ススメちゃん
無理せず、できる範囲で「年末の思い出作り」をしてみてくださいね!


