ごあいさつあそびってどんな絵本?
『ごあいさつあそび』は、きむらゆういちさん作・絵の「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ第1作のしかけ絵本です。出版社は偕成社で、1988年の初版以来ロングセラーとして読み継がれています。対象年齢は0歳から、ページ数は29ページほどのコンパクトな一冊です。
お話は、主人公のゆうちゃんの家に、ことりのピイちゃんやねこのミケなど、いろいろな動物たちが「とんとんとん」「こんにちは」と次々に遊びに来るという、とてもシンプルでわかりやすい構成になっています。
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基本情報(著者・出版社・対象年齢など)
- タイトル:ごあいさつあそび
- シリーズ:あかちゃんのあそびえほん(1作目)
- 作・絵:きむらゆういち
- 出版社:偕成社
- 発売日:1988年12月
- ページ数:約29ページ
- サイズ:およそ22cm×19cm(通常版)
- 対象年齢:0歳から

ママたちの中でも「懐かしい!」と感じる方もいるのでは?
ストーリーとしかけの特徴

繰り返しのリズムで「こんにちは」が身につく
ゆうちゃんのおうちに、ことり、ねこ、いぬ、うさぎなどの動物たちが次々にやってきて、「とんとんとん」「こんにちは」とあいさつをする、という流れが繰り返されます。
同じリズムが続くことで、赤ちゃんや低年齢の子でも内容を理解しやすく、「ここで『こんにちは』って言うんだな」と自然にタイミングを覚えていきます。
めくって楽しいしかけ絵本
ページをめくると動物がペコリとおじぎをしたり、姿を見せてくれたりするシンプルなしかけが付いています。
自分の手で「めくる」「のぞく」といった動作をしながら、視覚と動きの両方で「あいさつの場面」を体験できるのがポイントです。
丈夫で持ち運びやすいボードブック版も
通常版に加えて、厚くて丈夫な「ボードブックごあいさつあそび」も出版されています。サイズは一回り小さい約17cm×15cmで、おでかけにも持っていきやすいコンパクト仕様です。
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良かったところ(メリット)
あいさつの第一歩にちょうどいい内容
内容が「こんにちは」に絞られているので、まだ言葉が少ない時期の子どもでも真似しやすく、「あいさつ絵本の入り口」としてちょうどよいボリュームです。
読み聞かせのたびに「とんとんとん」「こんにちは」と一緒に声を出すことで、日常生活の中でも自然にあいさつが出やすくなります。
0歳から長く楽しめるロングセラー
シリーズ全体で累計1100万部以上という人気を誇るロングセラーで、多くの家庭や保育現場で読まれてきた安心感があります。
赤ちゃんの頃はしかけをめくるのを楽しみ、1〜2歳頃になると動物の名前や「あいさつの言葉」を真似して楽しむなど、成長に合わせて楽しみ方が変化していきます。
シンプルで覚えやすいフレーズ
「ことりのピイちゃんがやってきて……とんとんとん」「こんにちは〜!」といった覚えやすいフレーズが何度も出てくるため、親子ともにセリフを覚えやすく、読み聞かせのハードルも低い一冊です。
気になったところ・デメリット

内容がとてもシンプルで年齢によっては物足りない
0〜2歳向けとしてはぴったりですが、3歳以降になると「展開が単調」「もう少しお話がある絵本がいい」と物足りなく感じる場合があります。
あいさつ以外の広がりは少なめ
テーマが「こんにちは」にフォーカスされているため、「ありがとう」「ごめんなさい」など、他の言葉や会話のキャッチボールまでを一冊でカバーすることはできません。
その分、初めての「あいさつ絵本」と割り切って、慣れてきたら他のコミュニケーション絵本へステップアップしていく使い方がおすすめです。
実際に使うときの読み聞かせアイデア

親子で一緒に「とんとんとん」
動物がやってくる場面で、ページをノックするように「とんとんとん」と一緒に叩いてみると、子どもも参加している感覚が持てて盛り上がります。
生活の場面とつなげる
絵本を読んだあとに、家族や保育園の先生に会ったとき、「絵本みたいに『こんにちは』言ってみようか」と実生活につなげると、あいさつの習慣が身につきやすくなります。
ボードブック版をおでかけ用に
ボードブック版は小さくて丈夫なので、ベビーカーや車移動のおともにも向いています。外出先でぐずったときの「お助け絵本」として1冊バッグに入れておくのも便利です。
どんな家庭におすすめ?

- 0〜2歳頃の子に、「あいさつ」のきっかけを作ってあげたい家庭
- 初めてのしかけ絵本を探している家庭
- 保育園・こども園・支援センターなどで、低年齢児向けの読み聞かせ絵本を探している人
- あかちゃん向けの出産祝い・誕生日プレゼントとして絵本を贈りたい人
ごあいさつ入門にぴったりの一冊
『ごあいさつあそび』は、シンプルなストーリーとしかけで、「こんにちは」というあいさつを楽しく体験できるロングセラー絵本です。
内容はとてもやさしいので、物語としての深さよりも、「まずはあいさつの第一歩を楽しく身につけたい」という家庭に向いています。
0歳から読める初めてのあいさつ絵本として、出産祝い用やおうちの絵本棚の定番として1冊持っておくと長く活躍してくれる一冊です。
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