3・4年生になると、学校の宿題とは別に「自主学習ノート」を出す小学校が増えてきます。
とはいえ、子どもに任せると
- 毎回同じ計算だけになってしまう
- そもそも何をすればいいかわからない
- 時間だけかかって中身が薄い
という悩みもよく聞きます。
ここでは、中学年でも取り組みやすく、先生からも評価されやすい自主学習ネタを紹介します。
中学年の自主学習で大事にしたいこと

「自分で考えて決める」練習にする
低学年より一歩進んで、テーマ選びから少しずつ自分でできるようになるのが中学年。
とはいえ、最初から全部おまかせは難しいので、親がネタの“ストック”を用意してあげるとスムーズです。
学校の学習内容とリンクさせる
国語・算数・理科・社会など、授業で習っている内容を少し掘り下げる形にすると、先生にも伝わりやすく、成績面でもプラスになりやすいです。
作業時間は15〜30分を目安に
長すぎると続かないので、「今日はここまで」と区切りやすいネタを多めに用意しておくのがおすすめです。
算数の自主学習ネタ(3・4年生)

1.計算スピード&正確さアップ系
筆算・わり算の反復練習
3〜4年生の要となるのが「わり算」。1ページすべて同じ形式にして、計算の正確さを上げる練習に。
百マス計算・オリジナル計算表
市販の百マス計算を使ってもOK。自分でマス目を書いて問題を作らせると、より“自主学習感”が出ます。
2.文章題・図形の読み取り
教科書の文章題を“似た問題”にアレンジ
教科書の問題を真似して、数字だけ変えた問題を自分で作り、解いてみる学習。
「問題作り」が入るだけで、理解度がぐっと深まります。
図形の角度・面積クイズ(4年生向け)
三角形・四角形をノートに書き、辺の長さや角度を自分で設定して問題作り。図形が得意になります。
3.生活と結びつける算数ネタ
スーパーのチラシで買い物計算
・合計いくらになる?
・1000円でどこまで買える?
など、実生活に直結した学習になります。
時間・時刻のクイズ作り
「家を7時半に出て、学校まで20分かかります。登校時間は何時?」など、自分で時刻の問題を作ります。
国語の自主学習ネタ(3・4年生)

1.読書を深めるネタ
本のあらすじ・感想を書く
「あらすじ3行+感想3行」など、書く量を決めておくと続けやすくなります。
登場人物の気持ちを考える
「このとき◯◯さんはどんな気持ちだったと思う?」と、自分なりの考えを書く学習。国語のテスト対策にもなります。
2.言葉・漢字を広げるネタ
四字熟語・ことわざ調べ
意味・使い方・例文を書くと、語彙が一気に増えます。
同音異義語・反対語・類義語集め
「はし」「こうしょう」など、意味の違いを調べてまとめる学習。辞書引き習慣にもつながります。
3.作文・日記系のネタ
1日の中の“〇〇な瞬間”を書く
「びっくりしたこと」「うれしかったこと」「反省したこと」などテーマを決めて書くと、話が広がりやすいです。
写真やイラストを見て文を書く
家族写真や雑誌の写真を1枚選び、「いつ・どこで・だれが・何をしたか」を文章にまとめます。
理科・社会の自主学習ネタ

1.理科の観察・実験ネタ
身近な植物・虫の観察記録
季節の草花や虫をスケッチし、気づいたことをメモ。3年生の観察単元と相性ばつぐんです。
水・空気・音の実験
家にあるペットボトル・コップ・輪ゴムなどを使って簡単実験をし、結果と理由をまとめます。
2.社会科・生活と結びつくネタ
地図帳・日本地図を使った学習
- 都道府県の場所と特徴をまとめる
- 住んでいる市や町の特産物を調べる
ニュースの気になった話題をまとめる
こども新聞やテレビのニュースから1つ選び、内容+自分の考えを書きます。
表・グラフ・調べ学習ネタ
1.アンケートを取ってグラフ化
家族アンケート
- 好きな料理ランキング
- よく見るテレビ番組
- 好きなスポーツ
結果を棒グラフ・円グラフにすると、見栄えがよく、先生にも伝わりやすくなります。
2.1週間の記録を表にする
勉強時間・睡眠時間・運動時間の記録
「日ごとに追加していく」タイプにすると、1ページで1週間分の自主学習が完成します。
困った日に使える“ラクネタ”

計算10問だけ+答え合わせ
時間がない日はこれだけでもOK。毎日続けることが大切です。
漢字3〜5個の練習+意味・熟語を書く
ただ書き取りをするより、「読み・意味・熟語」をセットにすると中身が濃くなります。
今日の授業で覚えたことベスト3
どの教科でもOK。「一言メモ」を3つ書くだけでも立派な自主学習です。
中学年は“自分で選ぶ力”を育てるチャンス
3・4年生の自主学習は、内容のレベルよりも、
・自分でテーマを選ぶ
・自分なりにまとめてみる
という経験が大きな意味を持ちます。
今回紹介したネタをいくつかメモしておき、
「今日はどれにする?」と子どもに選ばせるスタイルにすると、
自分から取り組む力が少しずつ育っていきます。


